測量の世界を変える最先端技術とは?

近年、建設・土木業界において急速に普及している技術の一つが 「3Dレーザースキャナー」 を用いた測量です。従来のトータルステーションやGNSS測量に加え、空間全体を高密度に計測できるこの技術は、業務の効率化や精度向上に大きく貢献しています。


■ 3Dレーザースキャナーとは?

3Dレーザースキャナーは、レーザー光を照射し、対象物に当たって返ってくる時間を計測することで、数百万点にも及ぶ三次元の点群データを取得する装置です。

この技術により、建物、地形、構造物などの立体的な情報を短時間で正確に取得することが可能になります。


■ 普及の背景とメリット

1. 測量時間の大幅な短縮
広範囲を一度にスキャンできるため、従来の方法に比べて作業時間が大幅に短縮されます。

2. 安全性の向上
危険な場所に立ち入る必要がなく、離れた位置からでも詳細な測量が可能なため、作業員の安全性が確保されます。

3. 高精度なデータ取得
3D点群データにより、ミリ単位の誤差で立体情報を記録。後工程(設計・施工)との連携がスムーズに行えます。

4. 記録・保存のしやすさ
取得したデータはそのまま設計や維持管理に活用でき、将来的な再測量の手間も減ります。


■ 建設業界への影響

国土交通省が推進する i-Construction の流れの中でも、3Dレーザースキャナーの活用は重要な位置を占めています。特に以下のような現場での導入が進んでいます。

  • 道路・橋梁などの老朽化調査
  • トンネルや河川などの危険区域の形状把握
  • 解体工事における現況記録
  • BIM/CIM対応のための三次元測量

■ 今後の展望

技術の進化とともに、3Dスキャナーの小型化・低価格化も進んでおり、中小企業でも導入しやすくなってきています。さらに、UAV(ドローン)との連携による空中測量との併用も進んでおり、現場の可能性は広がる一方です。


■ まとめ

3Dレーザースキャナーの普及は、単なる測量手段の変化にとどまらず、建設業全体の働き方改革・効率化にもつながる大きな転換点です。今後、技術導入への対応力が、企業の競争力を左右する時代が到来すると言えるでしょう。

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吉田哲朗
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