
実質的関与とは
実質的関与とは、自ら施工計画の作成、工程管理、品質管理、安全管理、技術的指導等を行うことです。
元請業者
元請業者は、請負った建設工事全体について、施工計画等の作成、進捗確認、下請負人からの施工報告の確認、労働安全衛生法に基づく措置、主任技術者の配置等法令遵守や職務遂行の確認、その他所定の全ての事項を行うことが必要です。
下請業者
下請業者は、請負った範囲の建設工事について、施工要領書等の作成、進捗確認、立会確認、労働安全衛生法に基づく措置、作業員の配置等法令遵守、その他所定の事項を主として行うことが必要です。
実質的関与に該当
単に現場に技術者を置いているだけでは実質的に関与に該当せず、現場に直接的かつ恒常的な雇用関係を有する適格な技術者が置かれていない場合には、実質的に関与しているとはいえませんので、注意が必要です。
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