1. いま現場で進む変化

建設業では、BIM/CIMの原則適用や働き方改革(2024年問題)、そしてCCUS(建設キャリアアップシステム)の普及が急速に進んでいます。
一方で、これらにスムーズに対応できる会社と、まだ導入が進んでいない会社との間にデジタル格差
が生じています。

2. デジタル格差の正体

デジタル格差は、単なる機械やソフトの有無だけではありません。

  • 大手と中小の投資余力の差
  • 都市部と地方の人材・支援体制の差
  • 若手とベテランのスキルの差
  • 本社と現場の運用の差

こうした要素が重なり、**「使える現場」と「形だけの導入」**に分かれてしまいます。

3. 放置した場合のリスク

デジタル対応を後回しにすると、次のようなリスクが生じます。

  • 働き方改革の規制違反(残業時間オーバー)
  • 入札や受注機会を逃す(BIM/CIM案件に対応できない)
  • 若手採用が難しくなる(アナログな現場は敬遠されやすい)

4. 差を埋めるための実践ステップ

短期間で効果を出すためには、以下のステップが有効です。

  1. 紙資料をクラウドに一本化(図面・写真・記録を整理)
  2. 勤怠・日報をモバイル入力化(残業時間を自動で把握)
  3. BIM/CIMを小規模に導入(一部工程だけ3D活用)
  4. CCUSを現場で活用(就業履歴の見える化)
  5. 週1回のOJTで教育定着(現場リーダーとデジタル担当が協働)

5. 成功のポイント

  • 目的を数値化する(例:残業時間△30時間)
  • 小さな現場から始める
  • ファイル名・写真管理を標準化する
  • 成果を毎週測る(残業・手戻り回数など)

まとめ

建設業のデジタル格差は、道具の差ではなく運用の差です。
クラウド、モバイル、BIM/CIM、CCUSを段階的に導入し、
目的 → 標準化 → 教育 → 測定 の順で取り組むことで、
格差を確実に縮めることができます。

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吉田哲朗
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