情報収集をする

 受注したい工事の発注量や発注規模を調べたり、営業上の工夫も必要です。発注機関に直接問い合わせたり、建設通信新聞などの専門誌から情報を収集することも大切です。

営業のポイント

 発注機関の工事を下請として施工している実績があると、発注機関の仕組みがわかるだけでなく、自社の技術力などの信用が発注機関にアピールできるので、元請業者として受注を希望する場合は有利に働きます。

公共工事と民間工事の違い

 公共工事は民間工事とは異なり、契約書などの書類も多く、施工体制台帳、再下請通知などの書類の整備や積算の知識が必要であり、品質検査などに対する社内体制の整備周辺住民へのアナウンスなどの対応も必要となってきます。

 さらには現場代理人や監理技術者、主任技術者への教育だけでなく、前払保証や履行保証などの手順、請求・入札方法など、自社の総務・経理部門の教育も必要です。