「事業年度終了届」とは?うっかり忘れにご注意

建設業許可を取得して満足していませんか?実は、許可取得後も毎年「事業年度終了届」という報告義務があります。これは営業実績や財務内容を行政庁に報告するもので、出し忘れると更新や変更手続きに支障をきたす恐れも。本記事では、事業年度終了届の提出時期・必要書類・提出しない場合のリスクまで、専門用語を使わずにわかりやすく解説します。


① 「事業年度終了届」とは?

  • 建設業法第11条に定められた“毎年の報告義務”
  • 許可業者は、毎事業年度が終了するたびに提出
  • 内容は「前年の工事実績」「会社の財務状況」など

② 提出しないとどうなる?

  • 許可の更新時に足止め
  • 業種追加**経営事項審査(経審)**に影響
  • 役所からの「信頼性」が下がる恐れも

💡複数年分の未提出が発覚すると、提出を求められます。まとめての対応は負担が大きくなります!また、建設業法違反です。


③ 提出期限と必要書類のチェック

内容詳細
📅 提出期限事業年度終了後「4か月以内」
🗂 提出先許可を受けた都道府県 or 国土交通省
📝 提出書類- 工事経歴書
- 財務諸表(貸借対照表・損益計算書など)
- 事業報告書
- 納税証明書など

④ まとめ:毎年の“信頼構築”の第一歩

  • 事業年度終了届は、「許可業者としての品格」を保つ重要な手続きです
  • 「忘れてた…」は通用しません!毎年きちんと提出を
  • 書類が複雑で迷う場合は、早めの準備がカギです

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