
〜建設業界の測量が変わる〜
近年、建設現場やインフラ整備の分野で「3Dレーザースキャナ」を用いた測量技術の普及が加速しています。従来のトータルステーションやGPS測量とは一線を画すこの技術は、業界に大きな変革をもたらしています。
■ 3Dレーザースキャナとは?
3Dレーザースキャナは、対象物にレーザーを照射し、その反射を感知することで、高精度な3次元点群データ(Point Cloud)を取得する装置です。数分で数百万点のデータを取得でき、地形や構造物を正確かつ立体的に把握できます。
■ 普及が進む理由
- 作業効率の飛躍的向上
現場での測量時間を大幅に短縮でき、データ処理も自動化が進んでいます。 - 安全性の確保
危険箇所に近づかずに遠隔から測量できるため、災害現場や老朽化した構造物でも安全に作業が可能です。 - 高精度なデータ取得
従来の測量よりも精度の高い立体データが得られ、施工・管理・維持のすべての工程で活用されています。
■ 活用事例
- 道路や橋梁の現況調査
- トンネル内の変形測定
- 工場やプラント内の3Dモデリング
- 文化財や歴史的建造物の保存・記録
■ 行政・民間双方での導入促進
国土交通省も「i-Construction」の一環として3D測量を推進しており、公共工事の入札要件として点群データの活用が求められるケースも増えています。民間工事においても、BIMやCIMとの連携によってプロジェクト全体の効率化が図られています。
3Dレーザースキャナによる測量は、「速く、正確で、安全」な新しい測量のカタチです。建設業界におけるデジタル化・省力化の一手として、今後ますますそのニーズは高まるでしょう。
- 建設業許可特化事務所
- 行政書士吉田哲朗事務所
建設業許可申請なら建設業申請特化の行政書士吉田哲朗事務所にお任せ下さい。
個人事業主、法人のお客様問わず、たくさんのお問合せを頂いております。
・専任技術者要件の10年以上の証明の実績多数
・経営業務の管理責任者の請負証明に親切・丁寧に対応
・建設業29業種に対応
・金看板取得に最短
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄5丁目19-31 T&Mビル3F-3X
行政書士吉田哲朗事務所
吉田 哲朗
TEL052-380-3173
Mobile:090-6090-0386
Email:info@office-yoshida-te.com
Facebook
Instagram
X(Twitter)
投稿者プロフィール

最新の投稿
お役立ちコラム2025年6月23日建設業就業者の現状とは?(課題と展望を考える)
お役立ちコラム2025年6月22日建設業の倒産
お役立ちコラム2025年6月21日女性が活躍する建設業界 (多様性が拓く新たな可能性)
お役立ちコラム2025年6月20日建設業界は日本の縮図 〜変化と課題を映す鏡〜
